【免疫検査】β-dグルカン

免疫検査の数値が上限値を越えて真菌感染の疑いがあるので、明日また採血とレントゲンを撮って算段するそうです。

深在性真菌症やニューモシスチス肺炎などの真菌感染症が誘発されるため、β-D-グルカンを測定し感染の有無を確認する。

β-Dグルカン

(1→3)-β-D-グルカン

β-D-グルカン
Beta-Glucan

【概要】 臨床検査の項目名で正式には(1→3)-β-D-グルカン。

 

β-D-グルカンは真菌の主な細胞壁の構成成分。血中の濃度を測定することにより、体の内部で発生しているカンジダ症やニューモシスチス肺炎の診断や治療経過の観察に役立てている。

基準値は10pg/mLで20以上は明かな高値で、菌種を特定するための検査が必要。

クリプトコッカス症ではあまり上昇しない。 

《参照》 ニューモシスチス肺炎、 カンジ